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コーヒー豆

■2017/07/31 コーヒー豆
コーヒー豆
【コーヒー豆を生み出す植物】
一般に”コーヒー豆″といわれているコーヒーの原料は、コーヒーノキというアカネ科コフィア属の熱帯植物の果実の種子で、103種があるといわれています。その中でコーヒー豆を摂るために栽培されているのは、主にアラビカ種とカネフォラ種、リベリカ種の3種類です。アラビカ種は世界で栽培されているコーヒーノキの75~80%を占め、ティピカやブルボンなど多くの栽培品種があります。カネフォラ種は、栽培品種であるロブスタと呼ばれる方が多く、世界で栽培されているコーヒーの20%程度を占めています。リベリカ種も一部で生産されていますが、その数は非常に少ないものです。
【コーヒーノキの普及】
コーヒーノキはアフリカ原産の熱帯植物で、現在はコーヒーベルトと呼ばれる地域で栽培されています。エチオピアに自生していたと考えられているアラビカ種は、6~9世紀にイエメンに伝えられた後、1000年近くの間、イスラム世界の秘薬として飲用されてきました。17世紀後半、オランダのインド会社によって、はじめてインド経由でインドネシアへ運ばれ、ジャワ島で栽培されるようになった後、ジャワ島の木がオランダ、フランス、マルチニーク島、ジャマイカをはじめとするカリブ海諸国、中南米諸国へと伝わっていったのが、ティピカの起源となる種です。
【アラビカ種】
高温多湿の環境に弱く、比較的標高の高い、冷涼な地域で栽培されていて、肥沃で水はけのよい土壌を好み、突然変異種や交配種など、たくさんの栽培品種があって、優れたフレーバ-を持ち、高品質なストレートコーヒーで提供されるのはアラビカ種です。《ティピカ、ブルボン、カトゥーラ、パカマラ、ビジャサルチ、マラコジッペ、マラカトゥ、ゲイシャ》などが代表的な品種です。
【カネフォラ種】
高温多湿の環境にも適応し、どんな土壌でも栽培できるので、非常に育てやすい品種で、病害虫にも強く、主に東南アジア地域の低地で栽培されています。強い苦味とロブスタ臭といわれる独特の臭気があり、ブレンドの材料やインスタントコーヒーの原料として利用されています。《ロブスタ》
【リベリカ種】
かつてはアラビカ種、カネフォラ種(ロブスタ)と合わせてコーヒーの三原種と呼ばれていましたが、現在では一部の地域で栽培されているのみで非常に少なく、ほとんど市場には流通していません。
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