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コーヒー豆に含まれる水分
コーヒー豆に含まれる水分
- ■2018/11/09 コーヒー豆に含まれる水分
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コーヒー豆に含まれている成分の中で、水分ほど誤解されているものはないかもしれません。昔からいろいろなことが言われていて『水分が多い=新鮮』とか、『水分が多い=生豆の青みが強い』とか、『生豆の青みが強い=新鮮』とまで言われてきましたが、どれも間違いです。
【水分が多い=新鮮】
生豆の水分がただ単純に減っていくのであれば『水分が多い=新鮮』は正しいことになりますが、実際には減ることもあれば増えることもあります。木材と同じように考えれば、生豆の周りの湿度が高ければ生豆は吸湿し、水分が増え、逆に、湿度が低ければ生豆から水分が抜けていきます。保管している場所が同じでも、梅雨時には水分が増えていき、冬場には水分が減少していきます。また産地での影響もあり、出来立ての生豆含有率の平均値は、産地により三~四%変わっています。
[水分が多い=生豆の青みが強い】
精選後あまり時間の経っていない同じ産地の生豆で比較する場合はある程度の目安にはなりますが、生豆の水分含有率は精製方法の影響を受けた上、産地による違いがあるからです。アフリカのコーヒーであれば、水分含有率10%以下のものでも青々としたものがあり、中米のコーヒーで水分含有率12~13%程度ないと青みをあまり強く感じないことが多いのです。
【青みが強い=新鮮】
水分はコーヒーの味に直接影響を与えるような成分ではありません。また、生豆の色味についても同様です。二次的な要素でコーヒーの品質の評価を下げてしまうのはもったいないことです。
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